鉄欠乏症貧血の改善方法
妊婦のおよそ3割〜4割がなると言われている’’鉄欠乏症貧血’’
妊娠をすると血液量は増えますが、赤血球濃度は薄くなります。そしてお腹の赤ちゃんも母体から血液を奪っていくので鉄分が不足し貧血になります。
自分だけの体ではない妊娠中の鉄欠乏症貧血の改善方法を十分に熟知しておきましょう。
食事で改善
貧血は食事で改善することができます。妊娠中はつわり等で味の好みが変わることがありますが料理に一手間加え鉄分、たんぱく質、ビタミンCを多く含む食材を摂り入れるよう心がけましょう。
①食事に鉄分を多く含む食材を摂りましょう。
【動物性】
レバー、サラミ、ワカサギ、イワシ、かつお節など
【植物性】
ほうれん草、小松菜、ひじき、大豆、わかめなど
②鉄分の吸収を助けるたんぱく質を摂りましょう。
牛乳、レバー、カツオ、卵など
③鉄分の吸収を助け、造血効果を高めるビタミンCを摂りましょう。
パプリカ、パセリ、レモン、ゴーヤなど
鉄剤で改善
妊娠中の妊婦検診で貧血と診断されると鉄剤を処方されますが、鉄剤も薬なので個人差で「合う・合わない」があります。
鉄剤の多くが消化器官に刺激を与えるので、副作用がつらい時は医師に「胃薬または整腸剤」を処方してもらえるか相談しましょう。
鉄剤の副作用
①便秘または下痢
②吐き気
③胃痛
参考
2016/11/24 更新
Wikiページは匿名を含む多数の方々のご協力により編纂されております。
記載内容の正否につきましてはご自身の判断にてお願い致します。
関連するSNSのコメント
Facebook